社会に連動した自己投資戦略が求められています【キャリア成長戦略】

自己の成長戦略を考える上で、まずは現在私達を取り巻く現状を認識しておくことが大切です。

・経済の右肩下がりの日本で生きていくことが求められる
日本の経済のパイであるGDPは低下していく

・人的資本価値の目減りの加速化
時代のニーズに応じたキャリアの相対評価はますます厳しくなります。これはテクノロジーの発達や情報流通スピードや形態そのものの変化が早いため、キャリアの過去の蓄積が通用する分野が大きく減っているためです。
数年おきに自分の能力をオーバーホールしたとしても、若い世代との時代適応力格差は拡大傾向にあります。

・20代の収入と貯蓄率が大幅に下落
消費大国のアメリカに20代の貯蓄率が抜かれました。若手ビジネスパーソンに対する厳しさは益々加速傾向。既得権益構造を現実的に捉え、「皺寄せは常に次世代に引き継がれる」変えようがない世界共通の事実として捉えておくことが求められます。

・年金&退職金原資の目減り
年金システムは、GDP成長率4%&給与2%増加時代の設計であり、現代のシステムでは原資目減りが顕著。社会保障に頼らず、当事者意識を持って人生設計を真剣に立てる必要がある。

集約すると、私達を取り巻く環境は「収入低下時代」になりつつあるということです。

では、こういった現状で生き抜くためにはどのような自己投資戦略が必要なのでしょうか。
以下は持つべき視点としての提案となります。

①投資マインドを磨く
・自分が取る行動(時間・労力・お金)投資に対するリターンの尺度を強く持つ
(最も高いリターンを考え抜き、リターンというゴールから行動の優先順位を決めていく)
・世界の成長(3-4%)へ視点を大きく広げる
・稼ぐ力を最優先に自己投資を実行する
・インフレ時代の資産形成スキルを磨く

②低コスト体質へ改善
・成長期時代の考え方からのデトックス
(新品志向やローン消費など右肩上がり時代の産業マーケティングに左右されない)
・無行動だと目減りしていくキャリア資産価値への危機感を持つ(次世代人材との競争)
・生活や収入によって機会を左右されないように維持する
・高コストの生活費を見直す(固定費削減)
・税金や社会保障費への高い意識

投資マインドという点に関しては、自分という人的資本への自己投資を最大のローリスク・ハイリターンを生み出す資産と捉え、自己教育投資の具体的な計画(時間軸と獲得スキル)を持ち、管理していくことが求められます。
できるだけ数値化しながら、記録を取り続けることでモチベーションの継続を促す仕組化をしていくことが重要です。

低コスト体質については、キャリアの成長機会を収入低下や生活破綻によって縛られないためにも、収入低下時代を現実と捉え、収入が上がり続けることを前提とした消費や浪費を削減していくことです。
注意すべきは、削ることが難しい固定費の比重が増え続けてしまうことです。固定費の変動費化、所有に対するコスト等についてしっかりとした自己のスタンスを確立しておくことが大切です。
(これは自分の人生計画における経営と同様、低コスト経営&積極的投資のバランスを取るといことです)
これからの時代を生き抜くためにも、生活コストを切り詰め、自己投資の原資を確保することが益々必要になってきます。お金だけではなく、時間についても消費・浪費から投資時間にシフトすること。一日24時間の配分の中で自己投資に費やす時間の比重を具体的に管理・維持していくことが求められます。
(自己投資時間が確保し難い長時間労働の業界や職場、あまりにも汎用性が低い職種などは将来に対する見えざるリスクであるという視点も重要です)

キャリアの市場価値を磨くことによって、収入がアップすることも事実です。
でも、生活コストギリギリで生きている方が、お金(収入維持)に縛られてキャリアの成長機会に飛び込めなくなることも現実として少なくありません。

収入(=支払い)を守るために、投資(収入が上がるチャンス)ができない、、、

実は、そういったケースがキャリアにおいても多発しているのが現状です。

私達は、社会の実情に適した自己投資戦略を持つ必要があります。
先代のビジネスパーソンとは違う、これからの社会を取り巻く現状を見据えた計画を持つことが求められます。

ビジネスやキャリアは、計画なきものに生き残りは難しい世界です。
そして、この流れはグローバル競争の中で益々加速していきます。

社会に連動した生き抜くための自己投資戦略が求められています。

日々、精進です。

コメントを残す