20代半ばから取り組みたい「資産形成」

人生100年時代。

寿命が延びるということは、生活に必要なお金の額も生涯換算で増えていきます。

年金以外の定期収入をどう作っていくか。

現役社会人時代から備えていくことが必須です。

よって、現役社会人フェーズ=資産形成期、引退後=資産運用期といったフェーズ毎の習慣形成が求められます。

ポイントは以下の通りです。

  • 半年程度の生活防衛資金を現預金で持つ
  • 株式(投資信託)の定期積立習慣を持つ(毎月一定額を証券口座で積み立てていくインデックス投資方式)
  • 投資信託のアセットバランスは、「年率リターン5%、リスク±20%」程度で組む(株式、債券、不動産、商品)
  • 投資や税金に関する本を幅広く読む
  • 安易な投資には慎重に距離を置く(先物取引、FX、暗号通貨、不動産投資、など)
  • あくあまでも本業に時間と労力を最大限投資する
  • 結婚や家族構成によっては保険による人生リスクヘッジも考える

総括すると、初期段階でおすすめできるのが貯蓄的な投資でコツコツ積み上げていくスタイルです。

資産形成は以下のようなメリットをもたらします。

  • 自信がつく(自己肯定感が高まる) *可視化できる確実な結果が出せるため
  • 安心感が挑戦機会を生む
  • 資本主義の構造や事業経営、会計に強くなる *単なる知識ではなく利害関係や社会構造の本質理解
  • 思考が未来形成型になる
  • なぜか、小さな欲望がなくなる(今欲しいものより、未来投資志向へ)
  • 様々な物事の本質(構造)を理解し易くなる

GDP上の世界の平均成長率は年3%。世界全体に自分の資産を投資することにより、ゆっくりと確実に資産成長の果実を得ていく。短期変動でゼロサムゲームを投じる投機家からは距離をおくことにより、視座の高い資産形成が可能になります(競馬でいうと競走馬に賭けるよりも、競馬場経営の権利を所有する側にまわる)。

資産形成期に堅実な投資スキルをしっかりと身に着けることで、資産運用期に確実な運用益を出しつつ生活費を捻出するスキルへ移行できます。体力や反射神経が衰えても、資産形成家として重要な「戦略設計」スキルだけは、経験の蓄積からしか磨くことができません。

50代から老後を見据えて慌てて投資を始めるのではなく、20代から世の中の動きを俯瞰し、人生の備えを行なうこと。自分らしい資産形成のカタチを作っていくことが求められます。

もはや、資産形成は現代版リベラルアーツの最重要スキルといえます。