コロナショック下の雇用情勢

GDPと雇用者数の減少

コロナショックによる日本のGDPは548兆円から、2002年第二四半期時点で年率換算500兆円へと約48兆円の減少となりました。リーマンショックと同等レベルの約40兆円規模のGDP減少となります。

雇用者数として、コロナショック後において以下の傾向が見られます。

・雇用者数6000万人→約5900万人と約100万人超の雇用者数減少

・但し、雇用者数の回復傾向はリーマンショックよりも早い

・パート・アルバイトの減少が顕著

・正規雇用者数はほぼ影響なし

今後の動向はどうか

今回のコロナショックが労働市場に与える影響として、企業業績格差はもちろんですが、働き方や人材マネジメント手法の変化が顕著といえます。

また、仕事の外注化、ITによる自動化など、これまでと異なる成果創出手法へのシフトが進んでおり、デジタルシフトと同様に人材活用方法までも根本的な変化が見られます。

正規雇用の労働市場に及ぼす影響は、水面下で進む経営の効率化、IT活用により、これから徐々に起こり得ると思われます。

個人のスキルセットとしても、DXやアウトソース化の流れの中で価値を維持すべく、「どの産業で、どの専門スキルを保有していくべきか」といった「職業選択」が益々重要な要素となりつつあります。

また、副業や複業などのパラレルキャリア、将来のための資産形成、価値観に根差した生き方の模索など、個人がキャリア戦略をロールモデルなしに考えていく時代へのシフトが顕著といえます。

個人の時代最適化。

キャリアのロールモデル幻想を捨て、じぶんオリジナルのライフスタイル全体の設計が求められます。

生き方やキャリア、自己理解など現役社会人であっても、就活時代のように立ち位置を見直してみることをおすすめします。