採用要件【自制できる人】
採用企業が求める要件は様々です。
特にスキルや経験・実績以外の人物像に関しては各社特色があります。
これはエージェントサイドへの具体的な依頼がなかったとしても、合否の理由を紐解くとおおよそ「企業が求める人物像」というものがあるようです。
では、最近増えている【自制できる人】とはどのような人物像をいうのでしょうか?
事業モデルが地味であったり安定企業の場合は、実直で堅実な方というニュアンスが含まれています。
過度のキャリアアップや「やりたいことができないから」といった理由で退職されることを回避されたいために、こういった依頼をいただくことがあります。
一方では、スタートアップ、ベンチャー界隈では意味合いが異なります。
主体性が強いセルフスタータータイプ、何も言われなくても自ら問題意識を持って仕事を生み出せる人といったニュアンスが含まれるようです。
また、雑多な環境で朝令暮改が当たり前のため、様々な環境変化に対し自身をコントロールできる方=環境変化適応力をいうケースもあります。
日本語のニュアンスはとても難しく、求人票の「求める人物像」に同じ言葉が記載されてたとしても注意する必要があります。
言葉そのものではなく、事業規模や事業モデルから動きを想像し、企業文化をイメージしてみること。
言葉そのものを信じない姿勢も転職活動では重要ではないでしょうか。
日々精進