プレッシャーをかけて高い成果を上げるとは、どういうことでしょうか。
成果を上げるエグゼクティブは、プレッシャーを上手く用いています。
集中環境を作るために最適なプレッシャー環境を作り出します。
雑念がない状態。
最適なプレッシャー環境下では、目標達成への行動は極めてシンプルなものになり、無駄な雑念が削がれ、極度の集中環境がもたらされます。
ただ、これはストレスといった悪い方向(生産性を下げる心身の状態)とは違います。
自分自身にとって最適なプレッシャーの許容度を知ること。
そして、その許容範囲内で最適なプレッシャー環境を作ること。
自ら意図的に負荷をかけていく、ということです。
この許容度が広い方は、まわりからみると「ストイックな人だなぁー」と思われていたりしますが、当の本人は嬉々として仕事に没頭されていたりします。
単にプレッシャーを楽しむといったことではなく、自分のプレッシャーの許容範囲内を知ることで上手くコントロールする能力を磨いていくこと。
時には失敗しながら、試行錯誤を経て、徐々に最適な状態を模索していくこと。
このスキルがある方は、部下に最適なプレッシャー環境を作ることにも長けています。
決して自分の許容範囲内でのプレッシャーの押しつけをすることなく、一人ひとりの性格や志向性に配慮した、最適な環境を作ることができます。
自分の成長過程で試行錯誤してきた結果、組織にとって最適な緊張感を作ることができるマネージャーになり得ます。
プレッシャーをかけて高い成果を上げる。
日々精進。