エグゼクティブの行動習慣のひとつに、
日々意図的にリスクをとっている
というものがあります。
一般的にリスクテイカータイプが多いのが実情です。
元々の性格や志向性なのでしょうか?
インタビュー結果によると、
ビジネス経験を経る過程で、リスクを意図的に取れるようになっていった、ということが分かります。
ここでいうリスクとは「機会」と言い替えてもよいかもしれません。
子供を育てられている方であれば、良くご理解いただけるかと思います。
成長するためには、自分の知っている範疇を超えた体験から学び続けることが求められます。
公園で遊ぶ子供たちを観察すると良くわかりますね。
手痛い失敗も何度も何度も繰り返しながら、上達していきます。
成長すること、世の中の原理原則や因果関係の本質を知るためには、自分の関心あるままに行動し、失敗し、理解していかなければなりません。
では、リスクテイカーになるために具体的な習慣をどう変えればいいのか?
実際にエグゼクティブからお聞きした3つのステップをご紹介します。
①目的・目標・方向性といった自分なりのゴールを持つ
②そこに至る道筋・方向性を考え続ける
③優先順位をつけ、できる行動からとっていく
(致命的なリスクを追う道筋は避ける必要あり)
リスクテイカーの習慣を身に付け、世の中に自分をチューニングさせていくという意識が求められます。
リスクテイカーといっても、ギャンブル的な人生を送るということではありません。
少しずつ自分の世界を広げるべく、公園で遊ぶ子供のように積極的に行動し続け、本質(ものごとの因果関係)を学び続けることです。
自分の人生やキャリア上メリットのある関心毎に対する道筋を常に考え、行動し、改善し続ける人が積極果敢なリスクテイカーでもあります。
世間の常識に流されず、自分なりの目的地を明確にし、メリットのあるリスクに挑戦し続けること、それがビジネスマーケットでの差異を生んでいきます。
ビジネス界のエグゼクティブには、ある意味、常識的な人は少ないのかも知れません。
日々、精進です。