給与待遇条件の良い会社の見極め方【転職ノウハウ】

今回のお話はキャリア市場よりも就活生にとって役立つ内容かも知れません。

給与条件の良い会社の見極め方。

私達は物事を偏見で見てしまうことが多いため、
「給与条件の良い会社は、絶対に労働環境が悪い等の弱点があるはず、、、」
というバイアスに捉われたりします。

もちろん、収益の出し方次第(ビジネスモデル)によっては、労働者に負担を強いられるケースもあります。

ただ、一般的なビジネス市場では、

収益性と労働者の待遇は連動していることは事実です。
(良い企業は良い企業であるべく、必ず従業員の待遇が向上していきます)

また、給与条件が良いから仕事が大変なのでは?

ということもありません。

職種によって、大変さの種類が違うというだけであって、条件と環境は反比例しているわけではありません。

ヘッドハンターとしての意見を述べると、
給与額とビジネスパーソンとしての充実度・幸福度は比例している」と言えます。

どの企業でも、転職を何度繰り返しても不満は必ずあります。
ただ、その不満要素は多くの場合、給与待遇の満足によって消化することができるようです。
単なるお金という物量の問題ではなく、評価指標として公平な尺度である金銭評価が高いことの魅力は、様々な不満に勝るということです。

では、そういった給与・待遇条件の良い会社をどうやって見極めるのか?

最も効果的なことは、実際に働く人から事実情報を入手し、各社比較をしてみることです。

ただ、そういったことができない場合に最低限やっておくべきことがあります。

一人当たりの付加価値額(売上高ー仕入れ)を確認する、ということです。

労働分配率といった指標もありますが、これは算出する手間もかかります。
まずは一人当たりの付加価値額(従業員一人当たり利益)をチェックしてみることをおすすめします。

給与配分がどう決まるのか?

従業員一人当たり利益×労働分配率となります。
(実際の実務では、このような決め方はしていませんが、配分のパイを考える指標として)

よって、会社全体の売上・利益が良くても従業員の多い会社であったりすると給与額の限度は低くなります。

事業収益以上の給与は払えない、ということです。

更に自分のスキルと経験により待遇を上げる戦略がとれない就活生にとっては、下記のようなキャリアの戦略をとられても良いかも知れません。

・先代が築き上げた素晴らしいビジネスモデルを有する企業に就職する
(長期投資のリターンを得ることができるが、組織が閉塞的であったり、仕事の裁量が狭い場合がある)
・収益の伸びが期待できるベンチャー企業に就職する
(若いうちに幅広い経験を積むことができ、企業の成長とともに待遇を上げていける可能性があるがリスクも高い。収益性の高いベンチャー企業を選べば初任給は比較的高い)

一般的には、以下のような点が見受けられます。

・従業員数が少ないが高収益企業の待遇は良い
(属人的な要素も強いため、経営資源上の労働資源への重要度が高い)
・従業員が多く、アルバイトやパートを戦力とする企業の待遇は低い
(ビジネスモデルや商品、立地を重視し、ビジネス上における労働者の質を重視しない)
・社会的知名度の高い企業(上場企業等)の待遇は良い
(社会的評価を高めるため、労働環境・待遇に投資するため)
・収益(利益)が悪化し続けている企業は、いずれ待遇面の激減化へ
(一流企業であっても関係なし。多くの大手企業は待遇が高過ぎる状態のため、調整局面は必ずくる)

ポイントとしては、以下の点を踏まえて検討されると良いかも知れません。

・一人当たり付加価値額(収益)の高い企業を優先にする

・その企業のビジネスモデル・ワークスタイルを確認する

・安定性も同様にチェックする(財務諸表より自己資本比率のチェック等)

・ビジネスモデルから従業員の位置付け(重要度合い)をチェックする

ただ、働く場というものは最終的には「惚れた仕事を選ぶ」ということに尽きるかと思います。
熱中できる仕事、好きな業界を必要最低条件として、充分条件の検討材料として待遇の伸びなどを考慮していかれてはいかがでしょうか。

日々、精進です。

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映画「マイ・インターン」を観ました。
観る人の心理状態によって色々な気付きがある、引き出しの多い映画かな、と思いました。
現役バリバリのビジネスパーソンやキャリア・ウーマンにお薦めかも知れません。
BGMを楽しむような感覚で、気軽に観れるのもいいですね。
もう一度観たくなる映画です。
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