「衛生要因」と「心理要因」から自己成長を最適化していく【キャリア成長戦略】

仕事は貢献によって報酬を得る活動です。

でも、欲しい収入を先に考えると、自分の価値観を犠牲にしてしまうことがあります。

どれだけ自分の価値観に向き合い、自分らしいキャリアに最適化していくことができるのか。

理想は分かるけど、現実的にはなかなか難しいですよね。

特に職業人経験のない就職活動は、ある程度の消去法を踏まえてあとは運によるところもあるかも知れません。

仕事をしながら「私とはどんな人間なのか」という本質的なテーマに向き合い続けることにより、少しずつ自分らしいキャリアに舵を切っていくことが求められます。

私達が働く上で大切な2つの側面があります。

①衛生要因

②心理要因

衛生要因とは、職場の環境です。
企業風土や仕事内容、平均収入、人間関係、意思決定プロセス、職場の習慣などの自分一人の力では変えることが難しく、長い時間を経て積上げられた環境みたいなものです。
その環境要因が変わらない限り自分の成長が難しい場合、積極的な転職を検討すべきかも知れません。
(環境が変わる可能性を待つか、自ら環境を変えていくか、の判断です)

心理要因とは、自分がコントロールできる範囲であり、自己投資によって磨き上げていく部分でもあります。
自分にとって最適な会社、職場、仕事であっても、人生には色々な困難もあり心理面は波のように変動していきます。
その都度、様々な学びを経て逆境を乗り越え、成功体験を積上げていくことで、人として熟成させていきます。

収入というカテゴリーは衛生要因の一つです。

お金を目指すことは間違いではないと思います。
ただ、順番を戦略的に考えていくことが重要かと思われます。

まずは、自分の成長のための環境の最適化を考えていくことが大切です。

今いる会社の衛生要因について客観的に見直してみても良いかも知れません。

「この環境で私は成長し続けることができるのか?」

「だったら、他にどんな環境であればより成長できるのか?」

現在の職場が自己成長の必要最低条件を満たさない場合、積極的に転職を考えてみても良いかも知れません。

衛生要因がある程度満たされているのであれば、日々の仕事において心理要因にフォーカスし、自分自身で成長するための環境や生活習慣、成長計画を作り、仕事に邁進する必要があります。
外部環境に対して文句を言っている暇などありません。
スッキリした状態で、数年先のゴールを設定し、邁進するのみです。

ただし、成長を支える前提条件が変わった際には、こちらも転職検討のタイミングかも知れません。

大切なことは、衛生要因が悪いから仕事を辞める・転職する、という視点ではなく、あくまでも成長し貢献する場所として最適かどうか?といった心理要因から考えてみることです。

面接で聞かれる転職理由の回答では、自分の成長や組織への貢献といった考えもなく、環境そのものを悪者にされて説明してしまう候補者様が後を絶ちません。

衛生要因は、家の基礎のようなものです。
その上にどんな家を建てるのか。
それが自分のパフォーマンスを発揮する心理要因です。

職業人として成長していくことで、「これからの自分にとって最適な環境(衛生要因)」というものが変化していきます。

考え行動しし続けることで成長を果たし、結果として報酬もついてきます。

感情的な現状分析をするのではなく、衛生要因と心理要因の2つの側面から「未来の自分にとっての最適化」について考えてみてはいかがでしょうか。

日々、精進です。

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