技術の高度化と職業競争激化時代【キャリア成長戦略】

米国国家情報機関が定期作成し、大統領に提出する国際情勢レポートの中でも重要な項目が「中長期に渡るグローバルトレンド」と言われています。

これまでは、大統領と閣僚、議会有力者以外に公開されることはなかったようですが、現在は一般公開されるようになっているそうです。

この報告書の中に、大きな時代の変化を起点となるものが「個人の力の拡大」というものです。

一見すると職業人個々にとってメリットのある時代のように思われますが、深く読み解くと違った要素が垣間みられます。

・高度な技術革新スピードは益々加速していく
・個々の能力格差、職業格差は拡大していく
・職業能力の世代間格差は能力向上でリカバリーできないものになっていく
・職業人同士の競争は激化
・長く同じ職に就くということが難しくなっていく
(特定の年代層でしか働くことができない業界が多数生まれる)

といった動向です。

時代の変化に、職業人の能力向上や環境変化適応力が追いつくことができない世界になるということです。

また、先進国経済の低成長化。
それによる、先進国中間層職業人は、世界市場に職を求めざるを得なくなります。
そこでは新たに台頭する新興国の中間層職業人との熾烈な競争が繰り広げられます。
北米・欧州の購買力伸び率は年率0.6%しか伸びず、一方でアジア中間層の購買力は年率9%水準で伸び続けます。
この購買力成長が教育投資(職業人の自己投資)に向けられ、新興国の職業人の能力向上の伸びに繋がります。

私達、日本の職業人にとっては、全身全霊で能力向上に挑むアジア諸国のライバルとの戦いを強く意識する必要がありそうです。
近い将来についてリアリティを持って考え、環境にどう適応していくのかを考えていかなければなりません。

所属する業界、職種の10年後、20年後の姿をイメージしてみることで、自分の成長戦略のヒントになるかと存じます。

日々、精進です。

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