私達が当たり前に慣れ親しんでいる働き方。
これは果たして5年後も常識なのでしょうか?
働くという概念は5年後も同一のものでしょうか?
私達が思う以上に社会の変化は早く進みます。
当事者でいるからこそ、変化に鈍感になり、適応が遅れてしまうという矛盾が起こりえます。
労働という一面においては、企業のルールがビジネスの現状や社会構造変化に適応していない状況であり、様々な歪みが起こりつつあります。
労働時間
勤務場所
ビジネスツールや設備
コミュニケーションスタイル(情報流通構造)
人材のキャリアや人生に対する価値観の変化
もちろん、事業経営である以上、持続的成長を維持するための最低限の収益を継続して得ていかなければなりません。
経営者としては、労働優位の考えに陥ることなく、あくまでも経営資源のヒトの最大限の有効活用という視点で事業経営を中心に考えていくことが重要です。
労働者側としては、工業化全盛時代のライン生産の最大効率化を実現するための労働管理手法の本質を考えてみることが求められます。
キャリア市場は成果主義、専門高度化が益々加速していくことは間違いありません。
自分の職種・ミッションで最大限の付加価値を生み出せる環境を自ら考え、必要なツールは自分で揃えていく必要があります。
働く場である企業を選ぶということも、その一つです。
5年先。
どこで、どのような仕事をしているでしょうか。
どんなツールを駆使して、どんな成果を求められているでしょうか。
もしかすると、今から5年後に備えて準備しなければならないものもあるかも知れません。
想像力を働かせ、先回りのスキルアップを考えていくことも成長戦略の重要な要素です。
正解はない世界ですが、常に仮設を立て続けることが求められます。
ガラパゴス化は、残念ながら今後全ての職業人が直面します。
変化を先取りした自己成長戦略をしっかりと考えていかなければなりません。
日々、精進です。