どんな人を採用したいのか?
これは経験やスキル以外の人物的側面についてのお話となります。
どんな人って言われても、いい人に決まってるだろう!
そのお気持ちも充分に分かります。
それでも、自分以外の他人に対して要望を伝えるためには明確な言葉に落とし込む必要があります。
では、どのような視点から欲しい人物像を定義していくのか?
以下3点の視点から明確化していく必要があります。
①自社の社風に合う人物像を考える
②その職種・ポジションに相応しい人物像を考える
③ミッションに相応しい人物像を考える
欲しい人物像、そしてその理由(なぜ、そういったタイプの人材が欲しいのか)。
ここまで定義できれば、適する候補者に出会えた場合の説得材料にもなり得ます。
各企業の経営者、採用担当者は日々必死に採用活動を行なっています。
それでも、人物像の定義付けを行なっている企業は少ないのが現状です。
最終局面で候補者のグリップ力の差を生むのが「欲しい人物像の定義」です。
人材紹介のコンサルタントや求人広告等を通じて、転職市場にどれだけ「文化」を伝えられるか。
「あの企業って、こういうタイプの人を求めているよね」
こういった転職市場でのブランディングをどう構築してくかまで、思いを馳せて採用スキームを設計していくことが求められています。
日々、精進です。