経営ポジションを目指したい?本当ですか?【キャリア成長戦略】

ビジネスパーソンにとって、取締役は目指す目標の一つという方も多いのではないでしょうか。

この、「経営層を目指したい」というビジネスパーソンとしての目標。

昨今のビジネス情報過多により、認識の差が大きく思われます。

一つの現実があります。
それは、夢を果たそうとする場(現実社会)は書店に並ぶビジネス書のようなものではありません。

現実的なものを挙げると

・経営幹部層と明示する求人の多くは執行責任を担うレベルであり、経営判断を行なう立場ではない
・経営幹部が定着しない、育たない組織には何らかの解決の難しい問題がある
・経営ポジションを外部採用による即席と考えており、数年間の旬な時期だけ実力を発揮してもらう採用戦略をとっている
(常に経営幹部を募集している有名企業は多々あります)
・経営ポジションの多くはベンチャー企業、又はターンアラウンドフェーズの企業
(要するにこれから経営力を必要とするフェーズ、又は経営スタイルそのものを劇的に変えていかなければならないフェーズ、経営環境変化のタイミングで外部からの経営幹部を必要とする)

どうしても経営ポジションを目指したいのであれば、以下3点についての習慣を持つことが大切です。

経営幹部市場を常に把握する(情報収集)

経営者市場で既に活躍している方々の著書や講演会も情報収集の一つではありますが、これから先の時代の動きをキャッチアップするためにも、数名の経営層の紹介を行なっているヘッドハンターと定期的にお付き合いをし、これからの時代で求められる要素の変化に敏感になっておくことをおすすめします。
メディア等で我々が目にする経営者は、ほぼ創業起業家であり、実際の経営幹部市場とは異なります。より地味で、創業起業家を補佐できる人材を目指すことがその本質となります。

実力を磨いておく

これは経営の基礎知識と実践経験の2点に集約されます。
可能な限り、実際に経営に携わっている方々との人脈を持ち、日々起こる些細な問題、課題に対する判断・決断や対応、取捨選択、失敗例などの様々なケースを取り入れることが大切です。
雇用者側としてのビジネス力を磨きながら、経営幹部として必要とされるスキルをリストアップし、具体的に時間と労力の投資計画を立てることが重要です。

覚悟を決める

経営ポジションであるにも関わらず、「報酬はどの程度のなるのでしょうか?」と聞かれる候補者。こういった方は非常に残念です。
真に経営責任を担うという覚悟を持つ方であれば、こういった言葉が出ることはありません。もちろん、生活上、自分が得る報酬に対する関心はあるものの、関心の優先順位が違うということです。
自分が参画することで、どれだけの財務成果を果たすことが可能なのか?
果たすという覚悟を持てるのか?
役員報酬に期待される成果と役割を真に理解し、覚悟を決めることが大切です。

経営ポジションとは単に着任することがゴールではなく、日々の地味で愚直な実行が求められます。もらう報酬と個人のキャリア毀損リスクを比較すると、ROIとしては割に合わないポジションが殆どです。

残念ながら、上記3点を兼ね備え、経営者市場で活躍するプロフェッショナルの比率は非常に低いのが現実です。

それでも、社会的責任を背負い、事を成すという覚悟を持たれているのではあれば、人生を投げ打ってでも挑戦する価値のあるものかと存じます。

真に経営ポジションを目指したい方からのご相談をお待ちしております。

日々、精進です。

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