転職を考える理由として、大まかには以下の3点に整理できます。
・現職で目標としていた仕事をやり遂げたため
・現職で仕事を続けるモチベーションが失われたため(原因は様々)
・会社都合により
一般社員層であれば、キャリアの修正という点で大目に見てくれるケースも多々あります。
エグゼクティブ層の転職においては、やはり現職でミッションをやり遂げたという実績を持って転職活動を行なうことが大前提となります。
採用企業側、特に経営層が直接裁量を持って採用プロジェクトを進めるエグゼクティブ・サーチのケースでは、現職でのキャリアが右肩上がりであるかどうかを非常に気にされます。
経営者によっては「上昇気流に乗っている人」「運気のある人」といったニュアンスで、求める人物像を依頼されることもあります。
株価と同様、ピーク時に売り抜ける人、損切りできずに安売りせざるを得ない人、非常に顕著なキャリアの傾向が見受けられます。
キャリアには大きな波があり、外部環境による影響も多分にあるため、底を這うように耐える時期もあるかも知れません。
そんな時は決して背伸びせずに、現実的な選択肢の中で最善の選択肢(転職もその一つ)を考え、実行することが大切です。
一つひとつの選択、その判断基準がキャリアを形成していきます。
エグゼクティブ案件では転職理由がシビアに見られます。
日々、精進です。