転職動機を2つの要素で合理的に深掘りする【転職時に考えるべきこと】

私達は良くも悪くも人間ですから、経済合理性を追求する資本主義の労働市場において、残念ながら完全には合理的な判断ができません。

ただ、物事を判断する際には多くの方々は感情的に判断しがちであるため、少し冷静に現状分析をしてみる必要があります。

これは転職に限らず、何かの決断をする際にも参考になります。

まずは、2つの側面から現状を書き出してみることです。

それが、

【衛生要因】と【心理要因】です。

・衛生要因=給与、残業時間、就業環境、会社業績悪化など

・心理要因=労働意欲、人間関係など

双方ともに良い面と悪い面があるかと思います。

この2つ側面の内、実は転職を決断する決定的な要素が心理要因です。
衛生要因が心理要因に影響をもたらし、人は環境を変える決断に至ります。

会社の業績が悪化し、会社と個人のビジョンにズレが出たり、環境が悪くなることによって、居心地が悪くなったり。

衛生的要因は、自分の外にある外部環境変化のため、これらを変えるためには資本主義構造の資本側(経営側)にいる必要があります。
よって、衛生的要因に不満を持つということであれば、最も早い改善案が職場を変えることです。
適する環境を選択するという概念での転職です。

心理的要因に関しては、個々で感じる要素が異なりますが、多くは内発的要因と外発的要因に分けられます。

外発的要因については、こちらも自分ではコントロールできないものですので、どうしても改善できない場合(改善をコントロールできない場合)は、合理的に転職を検討しても良いかと思います。

もう一つの内発的要因。
これだけが、自分がコントロールできる要素となります。
外部環境が悪くとも、それを成長機会と捉えて高いモチベーションを維持するなど。

転職の決断を合理的に判断するならば、以下の順に冷静に現状分析を行なってみることをおすすめします。

①現在の仕事を【衛生要因】と【心理要因】で仕分けする

②何が不快で、何が快適なのかを客観的に書き出してみる

③内発的(自分の考え方や姿勢)変化で、それが改善できるのか?を考えてみる

④改善にかかる時間、転職活動および転職後に環境定着の時間を比較する

但し、転職先に対しては心理要因を求めることは避けるべきです。
あくまで自分が現職で不快に感じているものを生み出している衛生要因を客観視し、物事の相関関係を大きく眺めた上で、改善できる要素を満たす転職先をリストアップしていくことです。

人間関係が嫌だ、、、

成長機会がない、、、

では、それを生み出している衛生要因は何なのか?

それを合理的に深掘りしていくことが大切です。

日々、精進です。

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