感情。
人間が持つとても素晴らしい要素です。
但し、この感情は欲望や恐怖といったポジティブにもネガティブにも動くボラティリティーの高い要素でもあります。
人生の決断が必要な時。
キャリアの選択もその一つですが、
感情だけで決断するという点は非常にリスクの高いものとなります。
行動そのものを促すためには感情はとても大切なものです。
但し、人生計画やキャリアプラン・戦略などの方向性を決める際には、
現実や事実といった要素から目を背けず、思考をベースに向き合うことが大切です。
もちろん思考を司る価値観を育む要素として、これまでの人生で形成されてきた感情や視点といった要素は必要不可欠であり、思考のプロセスにおいては徹底的に自分の感情と向き合うことが大切です。
重要なことは
「感情だけ」で人生の選択を決めてははいけない
その時々の感情に単純に反応し、職をコロコロと変えてはいけない
時には感情を押し殺してでも人生計画に必要なルートを突き進むべき時もある
ということです。
転職市場の求人を含め、世の中の情報ビジネスにはマーケティング技術が盛り込まれており、日々向上され続けています。
人生やビジネス上の判断では、提供する側のポジショントークに惑わされないためにも感情だけで反応することは非常にリスクです。
感情はとても大切です。
人生を向上させるキッカケや転機を促すために必要不可欠であり、人格形成や成長においてもとても大切です。
それでも、自分が望むキャリアの方向性に進むためには、現実を見据えた計画や戦略を中心に常に現状を把握し、合理的な判断を優先することが大切です。
感情は豊かな人生にとって、かけがえのない大切なものです。
それでもキャリアの決断は、感情だけで選択してはいけません。
果たしてこの転職は、自分の人生計画・キャリア戦略に見合った決断なのか?
客観的な視点で見つめ直すことが大切です。
日々、精進ですね。