採用企業側が持つ2つの目【採用現場の事実が分かれば転職活動は向上する】

採用企業が持つ2つの目。

これは採用選考の現場で企業側の意思決定プロセス上行なわれる2つのステップです。

一つが絶対評価基準の目。

絶対評価とは、今募集しているポジションに対して、必須条件を満たしているか?
実務経験や一定の経験年数、資格や英語スキルなど、採用にあたり最低限満たされなければならない要素のことです。

もう一つが相対評価基準の目。

相対評価とは、他候補者と比べた際の魅力です。
絶対評価基準を満たした上で、他候補者と比較した際に最も魅力的に思える要素のことです。

多くの採用の現場では、最終的な決め手が相対評価の段階でおこなわれており、我々エージェントにも知られていない要素が採用の決め手として突如出てくる場合もあります(永遠に知らされないケースも多いですが)。
実際、多くの不合格フィードバックが「必須条件は満たしているものの、何かインパクトに欠ける、、、」という漠然としたものなのです。
これは相対評価として、突出した魅力がなかったということになります。
必須要件は満たすものの、決め手となる魅力に欠けたということです。

一方、相対評価として明確な強みを持つ候補者は、どの採用選考であっても強く企業側にインパクトを残し、転職を成功される傾向があります。
採用企業側にも社内の都合上(稟議上)、採用決定理由となる何らかの強い理由が必要ということです。

応募者側として意識すべきことは、採用選考は絶対評価基準を超えた先に待つ相対評価での戦いであるということ。単に採用要件を満たしただけの段階では真の選考ではない点。他候補者と比較されることを想定し、優位性となる何かを強く明確に伝えていかなければならない点を意識すべきです。

では、どうすればいいのか?

転職の準備段階で、先ずは自身の比較優位となる要素をリストアップしておくことが大切です。
そして、応募企業に応じて引き出しを多く作っておくことが大切です。
但し、面接内において相手の反応が悪い場合には、自身が比較優位と思っている点が的外れであるケースもあるため、実際のアピールを経験しながら客観的に分析することも大切です。
(面接内では緊張されるかも知れませんが、緊張は多くの場合、準備不足によるものです。真剣勝負のビジネスの現場と捉え、しっかりと相手の反応を観察できるレベルまで徹底した準備で臨むことなしに成長はありません)

多くの候補者が絶対評価基準だけに焦点をあてた活動を続ける中で、このように相対評価で競争優位性となる要素をしっかりと考え、適切に伝え、相手の反応やフィードバックを通じ、自己アピールの勘所を磨く抜く事で転職活動の質も向上しますし、面接対策としても効果的です。

絶対評価と相対評価の採用選考の2つの目。

転職を考えていない段階から、相対評価の競争社会で価値を生み出す自分に磨きをかけておくことも必要です。

日々、精進ですね。

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