じぶんオリジナルの人生設計に向き合ってみては?

医療技術や情報革新など、技術革新がもたらす変化や自然災害など外部環境はいつの時代でも常に変化し続けています。

ただ、2020年に関してはコロナ禍の影響により、突然の環境変化に晒された方々が多くいらっしゃいます。ゆっくりと予測できる変化ではなく、急激な社会インフラとの付き合い方が変わることにより、特定の立場や職業の方に悪影響をもたらしています。

今、思い返すと直近までは社会モデルとしての共通化された「成功」があった時代でした。「キャリアアップ」や「キャリアパス」といったキーワードに代表されるように、メディアなどでも特定の成功者がモデルとして取り上げられる事例が多く、多様化といいつつも日本人らしい真面目な成功者モデルを皆で目指す時代であったように感じます。

社会的影響を及ぼす大きな出来事が起こる度、私達は「じぶんらしさ」について考えさせられます。それは、環境変化がもたらす影響が個々人によって異なる結果をもたらすからではないでしょうか。特に悪影響に直面した時、これまでの生き方や選択の結果を目の前に突き付けられます。国家、業界、会社、職種、または家庭内ですら全く異なる境遇に置かれることに驚愕します。

また、出来事に対する対処方法や姿勢など個人間の価値観の違いが明確に意識されるようになりました。「自分はどう考え、どう行動するのか?」という意思決定と向き合う状況に日々直面しています。

人生のロールモデルが単一人物では難しいため、自分の頭で考えて具現化していくしかありません。実践行動を通じて、動きながら考え、自分を知っていくこと。じぶんオリジナルの人生設計を持たざるを得ません。

なぜじぶんオリジナルの人生設計が必要なのか?

他人が敷いたレールを走っていると、状況悪化の際にレールが途切れることになります。他人の意思決定に左右される環境で淡々と活躍できるのは一握りの強靭なメンタルを持つ方のみです。

一方、外部環境が悪化した際に、キャリアにおいて幸せな状態を維持できている方の特徴が「じぶんらしく生きている人」です。それは、自分が大切にする価値観を理解し、明確な優先順位を持って生きている人といえます。

じぶんの人生戦略に合う選択肢を考え、決断していこと。何を学ぶのか?どんな人付き合うのか?どんな情報収集をするのか?どんな会社でどんな仕事をするのか?キャリアで何を目指すのか?どんな相手と結婚し、どんな家庭を築くのか?

大量のロールモデルのインプットは必要ですが、決めるのは「じぶんらしさ」軸です。そうでなければ、必ず無理が生じます。職業選択においては、自分の価値観を明確にしないがために、会社の悪口をいいながら、逃げの転職を繰り返す青い鳥症候群の方が多くいらっしゃるのが現状です。

いつの時代も、自分の人生のオーナーシップを持つことで主体的な生き方に転換された方々が社会のリーダー職を担っていきます。運よく原体験に直面する方もいらっしゃいますし、人との付き合いの中でキッカケを得たり、地道な仕事を通じながらゆっくりと認識されていく方など、「自分らしさ」について考え始めるキッカケは多種多様です。

全ての願望を叶えることが難しいのが人生です。能力や機会、時間的な制約がある中で、「じぶんらしさ」を意識し、価値観の優先順位を決めて充実させていくこと。

外部環境に適応し、柔軟に自分の願望の期待値を下げることができる方。目標値を下げてでも、自分らしい価値観を満たすことは維持し続ける。成長機会や待遇、人間関係など逆風が吹き荒れる中でも、一番大切な価値観を維持し続ける生き方。

会社というシステムで労働者として勤めることも選択肢の一つでしかありません。ゴールと方向性が用意されている中でのキャリアアップは通用しにくい時代。キャリアは自分で組み合わせて育てていくしかありません。自分の頭で考え、実践しながら、相応しい人生を形成していくこと。トライ&エラーを繰り返しながら、世の中の本質を掴んでいくこと。感性を磨く機会は現場の実践経験でしか得ることはできません。

逃げない人生を送るために。逃げ続ける人生から脱却するため。

いい節目として、「じぶんオリジナルの人生設計」づくりに着手してみてはいかがでしょうか。

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