書類選考は通るが1次面接で落ちるケースが多いのですが、、、

このケースは非常に多くご相談されます。

特に20代の転職活動者で未経験可能な求人へのキャリアチェンジ目的のケースが多く見受けれます。

・書類選考は比較的通過している

・1次面接で不合格になるケースが多く、最終面接までいかない

・面接内でも不合格になるポイントはないように感じている、、、

採用企業側の視点としては、下記のようなケースが多いようです。

・専門性や必須スキルの基準が緩く「短時間で多くの人材を採用したい(しないといけない)」というポジションである

・最低限の必須要件を満たす経歴の方を通している

・未経験可能なポジションのため、完全な「人物像」採用である

こういった場合、下記のポイントが見受けられます。

・書類選考は非常に緩い(主に年齢だけでスクリーニングをかけている)

・1次面接は徹底的に「人物像」で評価

では、ここでいう採用選考上の「人物像」評価とは何でしょうか。

・「目的意識」を持たれているか?

・日々、問題意識や改善意欲を持って仕事に従事しているか?

・なぜ転職したいのか?なぜこの会社なのか?入社後どう活躍したいのか?の筋道が立っているか?

・自分なりの「職業観」(自分にとって仕事とは何か?)を持たれているか?

・人生の目的を考えているか?(日々、真剣に過ごしているか?)

シンプルにまとめると「目的意識の有無」=「人物的魅力」といえます。

通常、書類選考を通るということは、経験やスキルに関しては合格ラインをもらえていることになります。

1次面接が重要なのは、転職者本人の「真意」が見抜かれてしまうから、です。

「キャリアビジョン」「転職動機」「志望動機」などの質問を通して知りたいのは、「目的意識」に関すること。

日々、自分と向き合う経験を経ていない方、修羅場経験のない方、個人の意思をあまり必要としない大きな組織に染まってしまった方など、

「あなたはどうしたいのか?」

に強い目的意識を持って答えることができない方が多いのも事実です。

資本主義の構造に組み込まれ、機能としての役割を全うするだけの日々を過ごしているとどうしても「枯れて」しまう「目的意識」ですが、実際に下記のような点で改善をはかられた方がいらっしゃいます。

・自分の人生と向き合う時間を作る(毎週末Excelで作成した人生計画表と対峙する時間を持つ)

・「死生観」を持つ(すでにこの世にいない方の著書を読むなど)

・尊敬する先輩や目指したい人をつくる

・人生観を養う書籍(古典など)を熟読してみる

・真剣に語り合える「友」をもつ

・人生の重要な選択を想像してみる(結婚相手を決める、家を買う、海外に移住するとしたら、もし災害にあったら、親が亡くなったら、など)

「なぜ、あなたはそうしたいのか?」

「なぜ、自分はこうと決めたのか?」

自分の意思決定とその思考プロセスと向き合うこと。日々の日常生活の小さな選択に対して、少しだけ「なぜ?」という選択理由を深堀してみること。

「自己分析」というとスマートな手法のように思われますが、もっと泥臭く地道な「自己理解」をしていくこと。人生の挫折や苦労を通じて、少しずつ「自分なりの絶対価値」を作っていくこと。

他人の価値観を浴びせられる資本主義社会の中で、「自分らしさ」を理解し、それを「伝える」こと。

採用現場で必須の「主体性のある人材」であるためには、小手先の準備では事足りないということではないでしょうか。

1次面接で落ちてしまうケース=「姿勢の甘さ」という点で、軽々しく考えず、自己改善の機会として大いに活用してみてはいかがでしょうか。

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