キャリアの専門性は自己責任ーヘッドハンターの成長戦略支援ー

近年、転職支援を行なっている中で、感じている事があります。

それは、大手企業在籍の候補者が転職市場で苦労しているという状況。

個々の強みや職種など、事情はそれぞれのため、全てのビジネスパーソンに当てはまるわけではございませんが、傾向として大手企業に在籍されている候補者様が優秀さの如何に関わり無く、転職市場で苦労されている状況が益々拡大している事実があります。

要因を紐解いてみると

・規模で優位性を保っている企業に属するビジネスパーソンが転職市場の他候補者との相対比較で優位に立てない
・これまで所属していた組織での実績もあり、順調に昇格されていても、自社資源の中で物事を進めて行く職種の方が転職市場であまり評価されない
・大手企業ならではの、構造上生まれてきた職種や仕事内容に従事されている方の転職市場での応募ポジションがない

事業経営の核となる重要なポジションに関わる職務に従事されているようであれば、業界、業種、ステージに関わり無く引く手あまたである状況ではございますが、大手企業特有の派生された職種、細分化された職種に従事されいている方にとっては、転職時に他企業で同じ役割やポジションを探す事が非常に困難になっている状況がございます。

また、転職市場は常に他候補者と相対評価であり、相場の世界のため、できる能力を持っている方よりも「成し遂げた実績を有する人(今、現在も実績を出し続けている人」が評価されます。

組織と個人の事情が異なるため、100%我を通したキャリアを構築する事は難しいのが現状ですが、常に転職市場という相場の中でリスクヘッジを取りながら、考え続ける事が重要です。

産業の突然死とともに、大手企業に在籍されている候補者ほど、キャリアの断絶というテーマが突然訪れる傾向となっている現代、専門性というものを市場価値とセットで考えて、深堀して行く事が求められるようです。

コメントを残す