40代後半で数社の経営参謀としてターンアラウンド、グロース、新規事業立上経験のあるエグゼクティブにお聞きしました。
成果を上げるコツは何か?
経営参謀とは、経営者の描くビジョンを現場のオペレーションに再現し財務成果を出すという、非常にバランス力を必要とされる要職です。
また、経営には極めてグレーな事象もあり、きれいごとばかりではない特命案件も生じます。そういった秘密裏に動くケースも経営参謀には求められます。
そんな方が挙げられた成果創出のポイント。
それは、
「原理原則」に徹すること
というものでした。
もちろん経営陣や組織の価値観にもよりますが、やはり経営トップが描くビジョンを極めて「現実的」に咀嚼し、再現する、という点から、「実行推進力」を優先されるため、物事の原理原則を理解すること。
スーパープレーではなく、平凡なプレーで実現すること。
どれだけ現実的で当たり前に徹することができるか。
逆に言えばそれだけ徹すことの難しさもあげられていました。
様々なステークホルダーとの関係や利害調整、圧力、組織内のパワーバランス、そういった立場において信頼を欠くことは一瞬、ということです。
経営者を立てるが、極めてリアリスト。
原理原則に徹することが重要ということでした。