【自分らしいキャリアを意識する】
ますます複雑化する産業構造の中で、個のビジネスパーソンとして求められる職務能力も複雑化してきています。
キャリアにおいても単一化された成功はなく、自分らしい生き方を踏まえた働き方を実現するという強い意識がなければなりません。
ただ、実情としては全てのビジネスパーソンが、自分の「キャリア上のロールモデル不在」に苦しんでいます。
では、既にエグゼクティブクラスで活躍するビジネスパーソンはどうしているのでしょうか?
以下のポイントが挙げられます。
- 自分の頭で「自分らしい人生」を定義している
- 労働市場のニーズを常に定点観測している
- 新しい技術や法令、グローバル動向など労働環境に及ぼす要因をチェックしている
- 他者の良いところを徹底的に吸収し、自分に合う仕事の方法を常に取り入れている
- 圧倒的に勉強しており、仕事以外の教養の範囲まで貪欲に情報を取り入れている
- ビジネスパーソン以外の職業人から多くを学ぶ姿勢を持っている(職人、料理人、アーティスト、医師、政治家など)
- 定期的に「自己の現状」「理想の人生」「ギャップを埋めるための施策」を考える時間をとっている
- キャリアや人生に自分なりの哲学を持っており、確立し続けている
- インプット情報を鵜呑みにするのではなく、「自分はこう思う」という主張を考え抜いている
キャリアに答えはありません。
自分の価値観と対峙しつつ、方向性を決め、定点観測し、工夫しながら楽しむこと。
自分らしさは日々の地味な習慣形成からしか生まれてこないようです。
日々精進