好きなことでしか一流にはなれない

【好きなことでしか一流にはなれない】

ビジネス領域のエグゼクティブとお会いしていて常々感じていること。

それは、皆仕事が好きということ。

元々好きなこと、得意なことを仕事にされているパターン。

または、当初は仕事に関心がなかったが、時間を経て仕事が好きになったパターン。

 

経緯は様々ですが、仕事が好きな人は自分の職業領域に専門性を確立し、楽しみながら自己投資を継続していらっしゃる方が殆どです。

 

好きなことを仕事にすることは賛否両論ありますが、一流のレベルを目指すのであれば「好きな仕事をする」ということは必須といえます。

 

なぜでしょうか。

それには以下のポイントがあります。

 

収入の一部を再投資する習慣形成

ビジネスパーソンとして第一線で活躍し続けるためには、継続して能力向上に努める必要があります。

収入を単なる生活費と捉えるのではなく、再投資の源泉として活用し続けることが求められます。

これにはやはり、仕事が好きなことであることが大変重要になります。

様々なビジネスパーソンを観察してみると、危機感からの自己投資は長くは続かない傾向があります。

資格取得などの一時的なものではなく、時代変化に応じた継続自己投資が求められています。

パッケージ化されたビジネススキルだけでは通用しない時代でもあります。

新しい体験やリベラルアーツなど、普段の生活や仕事以外からもビジネス上のヒントを得ていくことが求められる時代です。

 

紙一重の気付きが重要度を増してくるため、好きな仕事でないと仕事時間以外にアンテナを張り続けることが困難なのではないでしょうか。

1万時間の行動&改善

職業としてプロである以上、質を磨いていく必要があります。

このため、一定時間の時間投入が求められます。

単調な仕事であっても、一人前の域に達するためには継続した時間投資が求められます。

ビジネス領域のスキル不足のほとんどは、経験時間不足からくるものと言われます。

プロスポーツの世界と異なり、ビジネスの世界では多く部分を経験(時間投入)でカバーすることが可能です。

また、一流の世界で求められる紙一重のセンスを養うためにも、多くの基本動作を継続することは必須です。

プロアスリートの世界で言われる「1万時間の投入」が求められるということです。

継続した1万時間を投入するには、好きなことでない限り非常に困難なのではないでしょうか。

お金に左右されない精神状態

意外なことに収入の高いビジネスパーソンは、「収入を目的としていない」傾向が多く見受けられます。

もちろん一定の報酬を得ているため、収入面の不満が平均的なビジネスパーソンよりも低いことは確かです。

それでも、高い収入を維持し続けられるビジネスパーソンは、収入を目的とせずに淡々と自己投資を継続し「もっと仕事を楽しめる環境作り」に専念されていたりします。

 

「お金の概念」が生活費(消費目的)という捉え方ではなく、人生を向上させるための再投資資源と捉えている傾向があります。

収入が満足に得られなかった時代から、一部を再投資に充当されてきた方も多く見受けられます。

 

「ファイナンシャルインデペンデンス」という状態があります。

これは、フロー収入である給与収入なくして、保有資産などのストック資産からの収入で経済的自立を果たしている状態をいいます。

 

ビジネスの世界で高い収入を得続けている方々は、精神的な面で「ファイナンシャルインデペンデンス」状態であることが多々見受けられます。

 

目先の給与の上下に左右されず、自己実現のための道具として「お金」を捉えています。

また、私生活でも堅実な貯蓄習慣を継続しており、事業経営と同様、しっかりとリスク管理意識のもと、プライベートでも内部留保を蓄積し健全な財務体質改善を実行し続けています。

 

逆のパターンでは、好きではない仕事に就かれているビジネスパーソンには浪費家傾向が見受けられます。好きでない仕事に従事しているストレスを解消するために大切な時間とお金を浪費し、結果として自己投資を怠り市場価値から乖離する自分になっていくというマイナススパイラルに陥る方も多々いらっしゃいます。

 

仕事の好き嫌いの状態が、お金の問題に影響を及ぼす。

そして、お金の問題が自己投資戦略に悪影響を及ぼす。

結果として人生の時間投資配分にも影響し、ビジネスパーソンとしての競争力が削がれていく。

 

こういったケースは「仕事の好き嫌い」が決定的な結果に影響されたりします。

 

 

好きなことを仕事にする。

仕事を好きになる。

この状態でない限りは、環境改善をはかる必要があるかも知れません。

好きなことでしか、一流にはなれない

学生から社会人を経て、修業時代を経験し、働くことに慣れてきた段階。

この段階であらためて「好きなこと」を追求する環境を自分自身で構築していくことが必要なのではないでしょうか。

会社に雇われる意識ではなく、「自分の仕事」にしていく当事者意識。

この状態には「仕事を好き」であることが必要最低条件といえます。

 

どうしたら、好きなことを見つけることができるのか?

今やっている仕事をどうしたら好きになれるのか?

 

厳しい現実ですが、そこに答えはありません。

他人が教えてくれるものでもありません。

自分の頭で考え抜く必要があります。

 

好きなことでしか、一流にはなれない

日々精進

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