エグゼクティブが大きな目標や野心を持つ理由とは?
多くのエグゼクティブへのインタビューを通じて感じること。それが、
回りの雑音に振り回されない精神力
胆力ともいえる状態。
寛容であり、回りのノイズに振り回されず目標に専念する姿勢。
これらを兼ね備えている方々には、ある共通点があります。
大きな目標や野心を持っていること
そんなことか。。。そう思われたかも知れませんが、これは理にかなっていることかも知れません。
心理学者アブラハム・マズローが提唱する「欠乏の感覚」というものがあります。
他者が「権力、情報、お金、承認」などを得ることを認識することで自己の欠乏感を感じてしまう、というものです。
他人の成功によって、自分の人生の欠乏を強く感じていくということです。
自己の欠乏感や嫉妬といったノイズに振り回され、集中できない状態が人生の悪循環を作っていきます。
これは人間である限り持ち続ける習性のため、非常に怖い心理です。
この状態を回避するのが、
大きく武者震いするような目標や野心を持つこと
もはや、他人と比較するようなレベルではない自分だけの壮大な夢や目標。
ぶっ飛んだ目標を持っている人は他者の小さな言動に嫉妬している暇などないということです
エグゼクティブの多くは無意識に壮大な夢や目標を持つことによって、身の回りのノイズに振り回されない状態を保っています。
人の心は弱いもの。
他人の成功を知っては、自己の欠乏を感じて焦る生き物です。
壮大な野心を持つことで平常心を保っていきたいものです
日々精進