あるエグゼクティブに教わった内容ですが、仕事に対する姿勢に共感したため、お話させていただきます。
「自分の仕事は、誰かにとってのコストである」というものです。
コストというとマイナスな印象に受けてしまいますが、見方を変えることもできるようです。
誰かに依頼され、時間や手間をかけて依頼者の求めるアウトプットをお返しする。
仕事はその繰り返しです。
(単純化できない仕事も多いですが、、、)
依頼者の期待に応えるためには、コストを下げるか、価値を上げるか、しかありません。
コストを下げるというと価格を下げるという単純な視点になりがちですが、価値を生み出すスピードを速めることも依頼者にとってコストダウンになります。
そのエグゼクティブ曰く、「自社のコストではなく、依頼者(お客様)にとってのコストを中心に自分の仕事に創意工夫をしていくという姿勢が重要だ」というものです。
依頼者にとっての「痛み」(課題や悩み)を徹底的に掘り下げることが大切ということです。
社内の上司や会社に対しても同様、彼らにとってのコスト(痛み)とは何なのかを考え抜くことで、無駄な仕事や本来フォーカスすべき仕事が整理されるのではないでしょうか。
あらためて考えると、依頼者(お客様)のコストとは無関係に、自社の売上や収益を上げるために行動計画を立ててしまっていることを痛感しました。。。
独りよがりの価値ではなく、依頼者(お客様)にとってのコスト(痛み)は何なのか、を具体化してみることも必要かも知れません。
「自分の仕事は、誰かにとってのコストである」
そう考えると依頼に応えるために創意工夫をしていかなければなりません。
コストの見方を変えることは、サービスについて考えるキッカケにもなりますね。
日々、精進です。