LinkedIn社による世界の転職市場動向がアップされました。
*2015年転職経験者700万人の動向、及び105,000人に対する転職動機アンケート。
内容としては、以下がポイントとなります。
1. 報酬が全てではない 転職者が真に求めるものはキャリアアップであり、報酬ではありません。 相手が求めるキャリアアップのビジョンを提供できてこそ、優れた人材の獲得につなげることができるのです。 2. 転職先についてわからないことが躊躇する理由 転職を妨げる最大の要因は仕事を変えることではなく、どんな環境に移ろうとしているのかがわからないことにあります。 企業がどのような人材を求めているのか、現社員がどのような環境でどのような仕事をしているのかをアピールすることが必須です。 3. スタートアップに人材が集まる傾向 今日、より多くの人材がスタートアップをはじめとする小さい組織に集まっています。 スタートアップの特徴である企業家精神をアピールすることで、優秀な人材を惹き付けることができるはずです。 |
上記内容の中で、採用力を左右する重要なポイントは、2ではないでしょうか。
転職先の情報(魅力)がどれだけ候補者に伝わっているのか。
どう伝えていくのか。
採用におけるブランディングやプロモーションといった点が重要な要素になるつつあるということです。
実際に転職市場での風評による採用力低下が事業収益に及ぼす影響も多大であり、採用企業側の一層の努力が求められます。
その他の傾向は以下の通りです。
・大手からスタートアップへ
・テクノロジー産業への人材流動が加速
・エンジニア職の採用は益々困難に
・若い世代(35歳迄)はキャリアアップとやりがいを求めてチャレンジ志向
・中高年世代(36歳以上)は同業種を好む安定志向
・転職者の74%が給与アップを実現
・求人情報入手方法【1位 知人紹介 2位 人材紹介サービス 3位 SNS 4位 ダイレクトリクルーティング】
・転職者にとっての最大の心理障壁は、【転職先の仕事内容や労働環境が不明】である
・企業側の採用に対する不満【採用企業側が既存の枠組みに捉われない人材を評価することができない】【採用プロセス改革ができない】【採用担当者の職務に関する知識欠如】
これらは日本国内のみならず、世界共通の採用上の課題ということです。
*採用に関して、お困りな企業担当者様へ下記へお気軽にご相談いただけますと幸いです。